サイト運営者がしっておきたい2016年に注目のSEO対策

サイト運営者がしっておきたい2016年に注目のSEO対策

サイト運営者がしっておきたい2016年に注目のSEO対策
[ 目次 ]
  • ■2016年に注目したいSEO対策とは
  • ■モバイルフレンドリーとは
  • ■モバイルフレンドリーにも繋がる!?AMPとは
  • ■SSL化によりキーワード選定に影響が出る
  • ■高品質コンテンツの作成も怠らない

SEO対策は順調でしょうか。
今回は2015年の重大なSEO関連ニュースを振り返りつつ、今年注目されると思われるSEO対策についてご紹介していきます。

Webサイト運営者なら知っておきたい項目ばかりです。今年のSEO対策の指針としてぜひ参考にしてください。

2016年に注目したいSEO対策とは

昨年2015年の重大なSEO関連ニュースと言えば、AMPを含むモバイルフレンドリーについて、検索エンジンのSSL化について、そしてユーザーにとって質の良い高品質コンテンツを作成することの重要性などがありました。
2016年も引き続きこれらの対策がしばしば話題に上がることになるでしょう。

また、2015年の12月15日にGoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏が英語版のオフィスアワーにて「2016年に向けて行うべきSEO」について言及していました。
そこでミューラー氏が触れたSEO施策は、AMPとモバイルフレンドリー、そして高品質コンテンツの作成です。

これらのSEO対策はいったいどのようなものなのでしょうか。
一つずつおさらいして、2016年のSEO対策に活かしましょう。

モバイルフレンドリーとは

2015年の4月21日に「モバイルフレンドリーアップデート」が行われたことはご存じでしょうか。
このアップデートにより、モバイルでの検索結果ではモバイルフリーなUIで構成されているWebサイトが評価され、検索順位が上がるようになったのです。

モバイルフレンドリーにおいて、主に気をつけたいUIとは以下の通りです。

・画面のサイズと読み込みスピード
モバイルデバイスの画面サイズに最適なサイトを構成されているかどうかが見られます。また、コンテンツを読み込むスピードはユーザーがストレスを感じない程度になっているかどうかも重要です。

・コンテンツの文字数
モバイルコンテンツはPCコンテンツより文字数が少ないのが理想的と言われています。
モバイルデバイスは画面が小さい上に、隙間時間にWebサイトをチェックするユーザーが多いためです。
モバイルで読みやすい文字数を模索しましょう。

・コンテンツの構成
ダラダラと長く文章を書くのではなく、小さい画面でも読みやすいように構成を工夫しましょう。
箇条書きを導入したり、文字の大きさや行間を考えたりするのも手です。

・広告の量
モバイルデバイスの場合、広告をたくさん貼り付けてしまうと、何度もスクロールをしなくてはならず、ユーザーはストレスを感じてしまいます。
PCサイトより広告を少なくした方が良いでしょう。

モバイルフレンドリーにも繋がる!?AMPとは

AMP(アンプ)は「Accelerated Mobile Pages」の略で、米GoogleとTwitter社が共同で立ち上げたオープンソースプロジェクトです。
「モバイルウェブ」の高速化を目指したプロジェクトですが、2016年2月24日からGoogle検索でAMPが対応されると発表されました。

AMPに対応したWebサイトは、モバイルでの検索エンジンの検索結果に表示された際に、標準的なサイトと比較して読み込み速度が85%向上すると言われています。

Webサイトの表示速度はユーザーにサイト内を回遊してもらうためだけではなく、リピーターになってもらうという点でも非常に重要です。
Webコンテンツの表示が遅いと、ユーザーにそれだけストレスを与えてしまい、直帰率、離脱率が高くなってしまいます。

ある統計によると、Webコンテンツのロード時間が長いと、そのページを見るのを諦めてしまうネットユーザーがなんと41%もいるのです。
(引用:コンテンツ上のストレスが読者離れを引き起こすのは世界共通

せっかく一生懸命作ったコンテンツが、ロード時間が長いというだけで見られなくなってしまうのは悲しいですよね。
これからはAMPを導入して、ライバルサイトよりも早くコンテンツを表示できるようになれば、検索順位にも影響が出てくるかもしれません。

実際にGoogleは2015年12月9日に行われた記者会見で「AMPに対応したページは検索順位上昇に繋がるかもしれない」とコメントしています。
今後もAMPに対する動向を追っていきたいところです。

SSL化によりキーワード選定に影響が出る

上記二つの話題の他にも注目したいSEO対策はあります。

昨年、SEO業界で話題になったニュースと言えば、2015年8月18日に発表された「Yahoo!検索エンジンでのSSL暗号化」ではないでしょうか。

SSL化でWebサイト運営者に影響がある点は、アクセス解析ツールなどでオーガニック検索キーワードが解析できなくなってしまうことです。
現在は完全にSSL化されているわけではないので、一部のキーワードを確認することはできます。
しかし、これからどんどんその割合が減っていくと考えられます。

今後は、今までよりも検索キーワードに隠れている「ユーザーと検索意図」を考えていく必要があるでしょう。
また、ページごとのPV、流入数、コンテンツ内容からユーザーに求められるコンテンツを探るヒントを得ましょう。

当ブログでも昨年、SSL化の話題を取り上げました。
オーガニック検索キーワードを考える方法もご紹介しているので、こちらもご覧ください。
日本のYahoo!検索が遂にSSL化、これからのSEO対策とは

高品質コンテンツの作成も怠らない

言うまでもありませんが、今までと同様に高品質なコンテンツを作成してユーザーの満足度を得ることは何よりも重要です。
モバイルフレンドリー化やSSL化への対応も大事ですが、質の良いコンテンツでサイトのファンを作ることが必要不可欠と言えるでしょう。

こちらは2016年も怠らないようにしましょう。

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