120%効果が実感できる!サイトが評価される4つの内部対策
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- 内部対策
- ■ドメイン単位で内部対策に取り組もう
- ■検索エンジンから評価される4つの内部対策
- ■サイト内でキーワードのバッシングを防ぐ
- ■ユーザーの視点に立つことを忘れない
内部対策とは、そのサイトのコンテンツを充実させたりページレイアウトを考えたり、内部リンクを設置したりする対策のことです。適切なページはクローラーが巡回しやすくなるばかりでなく、ユーザビリティの向上も見込めるでしょう。
より多くの集客を望むならぜひ内部対策をしたいところですが、具体的にはどのような対策を講じれば良いのでしょうか。
これからの内部対策はどんな意識を持つことが必要なのか、ここで確認していきましょう。
ドメイン単位で内部対策に取り組もう
Amazonや楽天市場といった幅広い商品を取り扱うECサイトは、家電製品や日用品など特定の検索キーワードに限らず、その人が必要とするものを検索すれば上位表示されていますよね。
これはそのサイト内の個々のページが別々に評価されているのではなく、ドメイン単位で評価されているということです。
これまでの内部対策は特定のページに対して取り組む傾向にありましたが、これからはドメイン単位でSEOに強いサイトをつくり上げることが重要です。
ドメイン単位で内部対策を行う、といわれると難しく感じてしまうかもしれませんが、その内容は決して難しくありません。
ドメイン単位の内部対策における意識すべきポイントをいくつか挙げてみましょう。
- ・コンテンツやタイトルが被っていないか
- ・内部リンクが偏っていないか
- ・リンク切れを起こしていないか
- ・隠しテキストや隠しリンクを行っていないか
- ・ユーザーが利用しやすい構造か
例えば同じ内容のページや似通ったタイトルのページが同一ドメイン内にあると、クローラーはどちらを優先して良いかわかりません。さらにユーザーも、自分の欲しい情報はどこにあるのか迷ってしまうことになります。
それぞれのページが個性を発揮しているサイトは、ドメインの評価を高めることに繋がるのです。
ページひとつひとつを細かく対策していくばかりでなく、サイト全体を捉えて考える意識が重要だといえるでしょう。
検索エンジンから評価される4つの内部対策
ドメイン単位で内部対策を行う意識ができたら、続いて実際に検索エンジンから評価されている内部対策を行っていきましょう。注目すべき内部対策は4つあります。
・サイト内のリンクを最適化
テキストよりもリンクの割合が高いサイトは低品質だと評価される可能性があります。
テキスト、画像、メニューなどページ内に設置する外部リンク、内部リンクの数を調整して、リンク数が多すぎないように気をつけてください。
またリンクはなるべく画像よりもアンカーテキストで設置すると良いでしょう。クローラーがその画像に対してどのようなリンクなのかを理解できないためです。
アンカーテキストは直接的なものを避けて、キーワードを盛り込みつつリンク先がはっきりわかるようなテキストが最適だといえます。
・ファイルサイズの最適化
HTMLソースやファイル名、サイト構造などを簡潔にしてサイトを運営していきましょう。
サイト運営が長く続くと、ソースの中には不要な部分が増え、ファイルや新規ページもつくられて、サイトのファイルサイズが大きくなってしまいます。
ファイルサイズが大きくなってしまうとページの表示速度に影響します。
ページ表示速度が遅れることは、ユーザーへストレスを与える要因であるばかりか、クローラーが的確に認識してくれない可能性もあり、結果として悪影響を及ぼします。
無闇にファイルやページを増やさない、ソースは常に最適な状態を保つなどといった心掛けを持ち続けることが大切です。
・キーワードを定める
いざコンテンツを作成する前に、そのページで訴えたいこと、伝えたいことは何か、といったキーワードを決める必要があります。
これがコンテンツの軸となり、ユーザーやクローラーに伝えたいことに直結するのです。
キーワードはタイトルの、できるだけ前の方で使用しましょう。
またテキストの中で使用する際は、キーワード比率を意識してください。
もしも膨大なテキストの中で1回しか使用されなかったら、クローラーは「このテキストは何について書かれているんだろう?」と正確に認識してくれないかもしれません。
使用過多はペナルティを受ける可能性がありますが、適度にキーワードを織り交ぜることは覚えておきましょう。
・テキストでコンテンツを伝える
コンテンツの要であるテキストは、そのページ、そのサイトの評価を高める上で非常に重要です。ユーザーが求める情報が書かれていない、薄っぺらいページでは、評価に値するサイトだとはいえません。
時には画像や表を利用しながら、読みやすくて伝わりやすいコンテンツを作成しましょう。
テキストボリュームは明確な基準がありませんが、2000文字以上あれば順位がつきやすいといわれています。
SEO-WINSでも、今回のテキストは2000文字以上を目安に書かれています。
サイト内でのキーワードのバッシングを防ぐ
実際に内部対策を実施してみたものの、思ったようにページが評価されない(順位がなかなか上がらない)場合があります。
もしかすると、サイト内でキーワードがバッシングしているのかもしれません。
これは、こちらが順位を上げたいと思っているページではなく、同一サイト内にある別のページが一番に評価されてしまっているという状況です。
そんな時はGoogle検索を利用して、対策したページが狙ったキーワードで一番に評価されているかどうかを確認してみましょう。
方法は簡単です。
Googleの検索で「site:」と入力し、続けてドメイン、キーワードを入力します。
結果、狙ったキーワードで対策したページが一番上に表示されていれば問題ありません。
もしも別のページが一番に評価されてしまっていた場合は、それぞれのページのキーワード比率などを改めて見直してみてください。
ユーザーの視点に立つことを忘れない
内部対策はクローラーに適切に評価してもらうために行うものであり、ユーザビリティを上げるために行うものでもあります。ユーザーが使いやすい、求める情報が提供されているサイトにすることを忘れてはなりません。
2015年末、Google社員が2016年に取り組むべきSEO対策として挙げたもののひとつに「高品質コンテンツ」がありました。
その名の通り、質の高いコンテンツを提供することが、SEO的にも重要であるということです。
高品質コンテンツづくりに関しては、こちらの記事も参考にしてみてください。
サイト運営者必見!「高品質なコンテンツ」とはどんなコンテンツ?
検索順位が高いということは検索エンジンだけでなく、その向こう側にいるユーザーに評価されたサイトであるということです。
その意識を常に持ちつつ、内部対策も行っていきましょう。