スマホユーザーを取りこぼさない!これからのSEO対策
- 05/11
- 風俗SEO
- ■スマホ利用率の実態
- ■スマホユーザーのためのSEO対策
- ■まとめ
携帯端末の著しい普及によって、今やいつでもどこでもインターネットに繋がる時代となりました。電車に乗ってふと辺りを見渡せば、スマホを操作している人が多いことに気付くでしょう。
つまりSEO対策をするなら、スマホユーザーを意識した対策も必要になってくるということです。
実際にはどのくらいスマホでインターネットを利用しているのでしょうか。またスマホユーザーを意識したSEO対策とは、どのようなことをすべきでしょうか。
今回はスマホ用ページのSEO対策について考えてみたいと思います。
スマホ利用率の実態
総務省が発表している統計データによれば、人口の82.8%がインターネットを利用しているそうです。世代別のデータを確認してみると、13~59歳が各世代とも90%以上の割合で利用していることが分かりました。
このように現代日本では、実に幅広い世代で多くの人がインターネットに触れています。
さて、その中でも今回注目している「スマホユーザー」の割合はどうでしょうか。
(出典:総務省「平成25年通信利用動向調査」)
(出典:Nielsen NetView)
先ほどと同じく総務省が発表している統計データを見ると、最も多い自宅のパソコン 58.4%に次いで多いのはスマートフォン 42.4%となっています。
さらに別の会社が調査した統計データを参照してみても、変わらずパソコン利用者が多いという結果が分かりました。
ただこちらのデータによるとスマホユーザーは急増しており、その差は小さくなっているようです。
(出典:Nielsen NetView)
加えて、一日あたりのインターネット利用時間では、パソコンと大きく差をつけてスマホが利用されていることが分かります。
これらの結果を見ても、スマホユーザーはSEO対策をする上で決して無視できない存在だということが分かるでしょう。
スマホユーザーのためのSEO対策
2016年に行うべきSEO対策としても「AMP」や「モバイルフレンドリー」といったキーワードが注目されています。
スマホユーザーがストレスを感じないで閲覧してくれるサイト作りは、パソコン用のページ同様に大切ですね。
参考:サイト運営者がしっておきたい2016年に注目のSEO対策
さらに具体的に、スマホを利用する目的にも着目してみましょう。
今後行うべきSEO対策が見えてくるかもしれません。
下記の統計データは、家庭内外におけるインターネットの利用目的をまとめたものです。
(出典:総務省「平成25年通信利用動向調査」)
これによると、家庭内外を問わず利用の多い「電子メールの送受信」に次いで、家庭外で利用されているのは「ソーシャルメディアの利用」でした。また、家庭内外ともに多く利用されている「動画投稿・共有サイトの利用」も見逃せないポイントです。
SNSについて
TwitterやFacebookなどを代表するSNSは、パソコンを利用するユーザーにも共通する重要な媒体です。
特にスマホユーザーにとってSNSは、通勤・通学時や昼休みなどちょっとした時間でも気軽に利用できるもの。SNSの活用のみで集客を期待するのは難しいでしょうが、だからといって決して軽視できないツールだといえます。
そんなSNS自体も、スマホユーザーのUIやUXを意識した取り組みが行われています。
※UI(ユーザーインターフェース)とは、ユーザーとサービス(スマホやパソコンなど)とを繋ぐものの意味。UX(ユーザーエクスペリエンス)とは、ユーザーがサービスを介して得られた体験の意味。
Twitterは2016年3月より、AMPのサポートを開始しました。
ツイートの中にAMP対応したサイトのリンクがあった場合、他よりもスムーズにページを閲覧できるのです。
恐らくほかのSNS媒体も今後、AMP対応をはじめてスマホからの閲覧をスムーズで快適なものにしていくのではないでしょうか。
そのSNSを活用することは、スマホのSEO対策において重要な施策のひとつとなるはずです。
参考:【海外SEO情報ブログ】TwitterがAMPのサポートを開始、まずはMomentsでシェアされたコンテンツに対して
動画について
スマホを使って動画を閲覧している人も多いことが分かりました。
動画を活用して集客やコンバージョンをアップさせたいと考えている人は、スマホユーザーがストレスなく動画を閲覧できるようなUIやUXの強化も考えると良いでしょう。
例えばYou Tubeでは昨年、プレイヤーのデザインを変更して、より動画に集中できる環境を整えました。
特に小さなスマホ画面で動画を楽しみたいユーザーにとってありがたい変更です。各種ボタンやシークバーがごちゃごちゃと視界に入ってこないシンプルなデザインは、より動画閲覧を楽しめるようになったといえるでしょう。
自分のサイトに動画を掲載しようと思ったら、同様にユーザーの立場で環境を考えて満足度の高いページ作りを心がけてみてください。
参考:YouTube、ウェブプレイヤーのUIデザインを刷新!各ボタンが透明化
まとめ
スマホユーザーの実情を振り返り、満足度の高いページ作りをする……それは決して難しいことではありません。
考えるべきことは、パソコン用のウェブページにおけるSEO対策と同じ。
ユーザーが求めるものを提供すること、そしてユーザーが不便のないサイト作りを心がけること。その意識がしっかりしていれば、スマホユーザーを前にしても恐れることはありません。
今後もスマホを利用するユーザーは増加が見込まれます。
パソコンから見たデザインだけでなく、ぜひスマホ用のページにも気配りをしてみてくださいね。