被リンクの質を高める6つの方法とは

検索順位を決定するSEO要因で、最も重要なのが被リンクです。
そのため、被リンク対策はSEO対策の中でも最も重要なのです。サイトの価値を高めながら、被リンク対策をしていきましょう。

被リンクとは

他サイト内に、自サイトの記事やコンテンツに向けて貼られているリンクのことを被リンクといいます。またバックリンクとも呼びます。

例えば、他人のブログで自サイトが紹介されて、自サイトに向けてリンクが貼られていれば、それが被リンクとなります。

外部のサイトから参照されるような有益なサイトを作り、被リンクを増やしながらSEO対策をすることが重要です。

正しい被リンクの増え方

被リンクを増やすことでGoogleに評価されやすくなり、順位が上昇しやすくなります。
ただし、被リンクは一気に増やすのではなく、徐々に増やしていくのが自然な増え方であり、良い増え方です。
一気に被リンクを増やすと検索順位は上昇しますが、後に下落する傾向にあるので危険な増やし方と言えます。
不自然な被リンクの増え方はGoogleに作為的と見られ、SEO対策としては逆効果になってしまうのです。

自然な形で徐々に被リンクを増やす被リンク対策が重要です。

被リンクの質を高める方法

①様々なドメインから被リンクを増やす
被リンクの質を高めるひとつの方法に、様々なドメインからの被リンクを増やすことがあります。

例えば、Aというサイトを10人の人が絶賛していたとします。1人5回、そのサイトのURLを自分のブログで紹介していたら、Aというサイトは全部で50の被リンクを獲得したことになります。

また、Bというサイトを1人の人が絶賛していたとします。その人が自分のサイトで50回、そのサイトのURLを自分のブログで紹介しました。Bというサイトは全部で50の被リンクを獲得したことになります。

同じ50の被リンクでも、10人が絶賛しているのと1人が絶賛しているのとでは、どちらが信頼できるでしょうか。
答えは前者です。

そのため、様々なドメインからの被リンクを増やすことが、被リンクの質を高めることに繋がるのです。


②アンカーテキストからの被リンクを増やす
直接的なアンカーテキストからの被リンクを増やし過ぎると、Googleから作為的なSEO対策とみなされ、評価が下がり、順位落下の可能性が高まります。

例えば
「インテリア　おすすめ」
「おすすめのインテリア5選」

上記ふたつのアンカーテキスト、前者は直接的なアンカーテキストと言えます。

順位を上げたいキーワードをそのままアンカーテキストとして羅列するのは、不自然なリンクと判断され、被リンクの質が低下してしまうのです。
後者のように、サイトタイトルやキーワードを含んだオリジナルアンカーテキストを増やせば、自然と被リンクの質は高まるでしょう。


③同言語サイトからの被リンクを増やす
同言語サイトからの被リンクを増やすことでも、被リンクの質は高まります。
日本語のサイトであれば、日本語のサイトからの被リンクを増やして被リンクの質を高めると良いでしょう。
他言語からの被リンクを集め過ぎると、被リンクの質が下がり、順位にも悪影響を及ぼす恐れがあります。


④多くのサーバーからの被リンクを増やす
あらゆるサーバーからの被リンクを増やせば、被リンクの質をより高めることができます。

例えば、Aという会社の「aさん」と「bさん」と「cさん」が、あるサイトを絶賛しているとしましょう。「多くの人が絶賛している」と感じる人もいれば、「同じ会社の中だけで絶賛されてもね……」と思う人もいるかもしれません。

また、「Bという会社の人」「Cという会社の人」「Dという会社の人」が、そのサイトを絶賛したとしましょう。
すると「このサイトは良いサイトなんだ」と、より多くの人が認めざるを得ません。

ここで言う会社はサーバー、人はドメインを指します。
様々な会社（サーバー）から被リンクされているほうが、より一層「このサイトは評価が高いんだな」と、Googleに評価されやすくなります。

重要度は昔に比べたら下がってしましましたが、決して意味がなくなったわけではないので、今後も対策していきたい部分です。


⑤関連する被リンクを増やす
例えば、自サイトが美容関連のサイトなのであれば、同じく美容関連のサイトからの被リンクを増やすことが被リンクの質向上に効果的です。

まったく関係のないサイトからの被リンクでは被リンクの質は向上しません。
同ジャンルのサイトからの被リンクを増やすことで、被リンクの質は高まります。


⑥発リンクの少ないページから被リンクを増やす
発リンクが多いページからの被リンクの質は、質の良い被リンクとは言えません。それは、ページの力を発リンクの数に応じて分散するためです。
そのため、発リンク数が少ないページからのほうが、より被リンクの効果を期待できます。

そして、クローラーから「このドメインは信頼できる」と、評価されているドメイン力も重要な要素です。ドメイン力があり、発リンクの少ないページから被リンクを獲得することが理想です。

まとめ

被リンクはGoogleアルゴリズムで最も重要なSEO要因です。
検索エンジンは「ユーザーの役に立つか否か」という価値基準で我々のサイトを順位づけします。
被リンクが多いということは、多くの人々から信頼され、役立つサイトだという評価を受けている、ということになるのです。

「質のいい被リンクを増やす」ことは「質のいいページを作る」ということにコネクトします。
ユーザー目線に立った良質なページ作りを心がけ、良質な被リンクを増やしながら検索順位上昇を目指しましょう。