なぜ「動画SEO」が50倍以上のSEO効果を発揮するのか?

なぜ「動画SEO」が50倍以上のSEO効果を発揮するのか?

なぜ「動画SEO」が50倍以上のSEO効果を発揮するのか?
[ 目次 ]
  • ■ソーシャルにおけるシェア率の高さ
  • ■情報量における検索優位性の高さ
  • ■YouTubeにおけるページランクの高さ

前回は「動画SEO」を活用するにあたり、基礎的な知識となる検索エンジンが動画の内容を格付けする仕組みについてお話ししました。
日本では、動画を使ったSEO対策を行う企業がまだまだ少ないため情報が不透明な現状です。
しかし、前回もお伝えしたように

「動画を含むウェブページは動画を含まないページに比べて、グーグルの検索結果上位1ページ目に表示される確率が最大53倍になる
といわれています。


今回はなぜ動画の活用が50倍以上のSEO効果を発揮するのか……?
その理由について詳しく解説します。

ソーシャルにおけるシェア率の高さ

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ブログやLINE、Twitter、 Facebookなどのソーシャルメディアにおいて、画像や動画のリンク共有が多いことがあげられます。
これらのソーシャルで話題性となる大半は動画や画像の情報です。

SEO対策において被リンクがいかに重要なのかは、これまでも散々いわれてきました。
つまり、サイト上に動画を持つことは、被リンク数をネズミ算式に増やすことが可能というわけです。

またソーシャルを経由して動画を持つサイトに訪れた場合、一般にGoogleの検索で訪れた場合に比べて動画の視聴時間が長いことが分かっています。

世界で2位の検索エンジンとされるYouTubeでは、検索順位を決める指標を「総視聴回数」から「総視聴時間」に変更しました。
このことは、SEO対策を行うにあたって見逃せないポイントといえます。

情報量における検索優位性の高さ

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ページを検索上位に表示させるには、豊富な情報量が不可欠となります。
動画を持つサイトはそれだけで検索の優位性が上がり、ユーザーにとっても有効です。
たとえば、企業の商品やサービスを紹介するときにテキストではなく、動画として掲載したほうが情報が速く伝わりやすくなります。

さらに、近年増加傾向にあるモバイルデータトラフィックですが、特にトラフィックを増加させているのは動画コンテンツだということも明らかになっています。

毎年モバイルトラフィックの観測データと予測を公開している米Ciscoでは、2018年には総トラフィックのうち動画コンテンツが75%に達すると予想。
また2018年には、動画品質の向上も反映して高精細動画が46%、超高精細動画が8%を占めるようになることが見込まれます。


詳しくは現地時間6月10日に発表された、Ciscoの年次予測
Cisco VNI Service Adoption Forecast, 2013-2018」を参照ください。

これまでは、弱い回線のデバイスでは動画の読み込みが遅く、ストレスを抱えるユーザーが多くみられましたが、近年では4Gをはじめ回線速度が上がったため、動画を含むコンテンツのトラフィックが増えたと考えられます。

YouTubeにおけるページランクの高さ

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ページランクは、Googleが他サイトからのリンクの量や質によりそのページの価値を計る指標のひとつ。
動画SEOを行うにあたり、YouTubeのような動画共有プラットフォームの活用は欠かせません。

YouTubeはGoogleが保有していることもあり、強力なドメインパワーを誇ります。
ページランクの評価は10段階あり、YouTube(トップページ)は「9」です。
推測でいえば、ページランク9のサイトは世界で500~600程度しかありません。

いかがでしょうか?

これら3つの理由により、動画SEOの有効性が理解できたと思います。
従来のSEO対策とは違い、動画は多くの視聴者に支持されています。
今後Googleのアルゴリズムがどう変化するにしろ、一貫したSEO対策が可能になるでしょう。検索上位表示の達成に向けて、動画SEOをぜひ取り入れてみてください。

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