SEO業者絶滅の危機!?オーサーランクとは
- 06/10
- アルゴリズム
- ■オーサーランク(Author Rank)とは
- ■まとめ
オーサーランク(Author Rank)とは
Googleは被リンクからオーサーランクに移行。SEO業者絶滅の危機!?
という内容のニュースが日本やアメリカで流れたのを皆さんご存知でしょうか?
オーサーランク(Author Rank)とは、その名の通り
記事のライターをランク付けするもの。
今までSEO対策に置いて最も効果的なのは「被リンク」と言われてきましたが、もしもオーサーランクへの移行が現実になったのならば、運営者は自分のサイトを上位表示させるために評価の高いライターに記事をお願いするか、脱・検索を目指すしかありません。
今まではSEO業者によって操作可能であった「被リンク」が操作性のない「オーサーランク」に移行してしまう…。
これはつまり、SEO業者絶滅の危機なのではないか!?ということです。
でもこれ、実は全くの誤報なんです。
先日公開されたGoogleのマット・カッツ氏の動画が事の発端でした。
この動画で言っていた主なポイントはこの5つです。
・Googleは自然言語の理解力を向上させ、コンテンツの意味をより理解できるようにしていく必要がある。
・その分野の専門家が書いたコンテンツとわかるようになれば、それも重要なヒントになる。
・対話型検索ができるようになれば、検索にキーワードを使う必要がなくなる。
・こうした技術が進歩すれば、被リンクの重要性は薄まる。
・少なくても今後数年はサイトの評価基準として被リンクを使い続ける。
動画を見てもらえばわかると思いますがオーサーランクに移行するなんて一言も言ってないんです。
おそらく【被リンクの重要性が薄まる】という発言があったことでそれに代わる「オーサーランク」が次の基準になるのではないか、という憶測が飛んだのでしょう。
まとめ
ここで重要なのは、Googleの技術が進歩しても“被リンクの重要性が薄まる可能性がある”だけで、“被リンクを評価基準から外す”ということでは決してありません。
価値あるリンクは、これからも大きな評価基準となるのは間違いないでしょう。
またユーザーに信頼されるライターが検索エンジンでも評価されるというのはある意味正しい評価基準と言えるでしょう。
近い将来、Googleがオーサーランクに重きを置くのも否定できないかも…!?
まだまだ進化を続けるGoogleに、これからも注目ですね!