404エラーはどのように対処すべきか

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- 内部対策
- ■404エラー影響
- ■301リダイレクトへの移行
WEBサイトの表示で目立つ404エラー。従来、検索順位には影響しないだろうという見方が強く、SEO対策上も軽視されていました。しかし、ここのところ、改善すべきと言う意見も増えています。
404エラー影響
サイトから張っている内部リンクのページに404エラーが帰ってくる場合、検索順位に影響を及ぼすことがあると考えられています。これはサイト内に修正すべき事項があるにも関わらず対応していないということから、サイトの管理に問題点があるということを発信しているようなもの。すなわち、Googleとしても低評価すべきサイトだと認識してしまうのです。
一方、外部サイトからのリンクに対して404エラーを返している場合、ランキングにはあまり影響しないと考えられています。これは自分が管理しているページとは直接影響していません。ただし、サイトの鮮度、正確性という意味では多少劣ることも考慮しましょう。
404エラーはインターネットにおいて当然のように出てくる些細なトラブルです。放置していることが順位に影響するとことは通常考えられません。ただし、上述したようなケースもありますが、現実問題としてユーザビリティに影響する可能性もあります。Googleでも404エラーの有無、400エラーのページのわかりやすさを評価対象として取り上げており、無関係とは言えないようです。
301リダイレクトへの移行
2013年現在、Googleでは内容が類似したページがあるサイトを評価しない傾向にあります。そこで削除したページがある場合、トップページにリダイレクトするよりも類似ページへの301リダイレクトを行うべきとされています。ユーザビリティを損ねないようにするための工夫の一環として評価されます。
SEO対策上、404エラーは支障ないものだからといって放置すべきではありません。今後の検索順位におけるチェック対象となる可能性は低いですが、些細な部分まで管理できているかという点も見逃せないポイントでしょう。各社、検索順位の改善には力を入れていますので、細やかな気遣いが順位結果を大きく左右します。