スパムについて

スパムについて

スパムについて
[ 目次 ]
  • ■代表的なスパム行為

スパムとはページランクの転送を目的とした有料リンクを購入したり、過剰なキーワードの使用、隠しテキストや隠しリンクなどを使用し検索結果の上位に入るために検索エンジンを欺く行為のことをいいます。
「ブラックハットSEO」とも言われ悪質なSEO業者はこの手法を取ることも少なくありません。
では代表的なスパム行為を説明していきましょう。

代表的なスパム行為

・クローキング
クローキングとは検索エンジンとユーザーに別々のページを見せることをいいます。
検索エンジンにはテキストが大量に詰まったコンテンツを見せ、ユーザーにはフルフラッシュでテキストのないコンテンツを見せたりする手法です。
クローキングは上記にも書いたように検索エンジンを欺くことになります。


・不正なリダイレクト
インターネット上で「このサイトは移動しました。5秒後に自動的に移動します。」というようなページを目にすることがありませんか?
リダイレクトはホームページの引越し時などに使用しますがこの手法を悪用したのが「不正なリダイレクト」です。
最初に訪問したページはしっかりとSEO対策をしていますが、移動先のページ内容が全く異なる場合、「不正なリダイレクト」と判断され場合があります。


・不自然なリンク
短期間での大量な被リンクの増減、ページランクの転送を目的としたリンクの売買、リンクファームへの参加など不自然なリンクとしてスパム判定を受けます。


・隠しテキスト・隠しリンク
ブラウザ上では見えないように背景色と文字色を同じにしたり、テキストインデントを使用し画面上から見えないようにする手法です。またフォントサイズを0にしたり画像の下にリンクを隠したりする場合も該当します。
ソースで確認するとテキストやリンクを確認することができますが、ブラウザ上(普通にインターネットを閲覧する状態)では確認できません。
こちらも検索エンジンを欺く行為となります。


・キーワードスタッフィング
キーワードの過剰な使用(詰め込み)のことを言います。
meta部分に同一キーワードを何度も使用したり、altやtitleに画像とは関係の無いキーワードを詰め込む行為のことを言います。
また本文中に不自然なほどキーワードを詰め込んだ場合もキーワードスタッフィングと判断されます。


・ワードサラダ
ツールなどによって自動生成された意味の無い文字列のことを言います。文法的には一見正しく見えますがキーワードとは全く関係無く、ただ単語や接続詞などを並べただけの記事です。


・metaスパム
metaタグとは検索エンジンにサイト情報を伝えるための重要な部分です。このmetaタグに過剰なキーワードの詰め込みを行うことがmetaスパムといいます。
現在、検索エンジンはこのmetaタグを重要視しない傾向にあります。ただしdiscriptionやtitleは検索結果に表示される部分ですのでしっかりとサイト情報を記載しておきましょう。


・h1タグやstrong等の強調タグの乱用
hタグには見出しという意味があります。h1は一番大きな見出しという意味で本来1ページに1つしか使用しません。
強調タグにはstrongタグ、bタグ、emタグ、iタグなどがあります。重要なキーワードを強調する場合はstrongタグとemタグ使用します。bタグとiタグは見た目だけ変えたい場合に使用します。
このh1タグや強調タグを乱用するとスパム行為と見なされペナルティを受ける場合があります。


・コピーコンテンツ
他サイトや書籍などからの情報をそのまま記載したページをコピーコンテンツといいます。パンダアップデートの導入後、コピーコンテンツは一気に評価を下げる対象となりました。
また多くのサイトがコピーコンテンツによりペナルティを受けました。
同サイト内で内容が似通ったページがある場合も重複ページとみなされます。
内容が似通ったページは1ページにまとめる、またはcanonicalタグを使用しページの正規化をしましょう。


・ミラーサイト・ミラーページ
こちらもコピーコンテンツと同様にサイトの全て、または一部分が同じ内容になっているサイト・ページのことを言います。
コピーコンテンツと同様に内容が似たページは1ページにまとめる、またはcanonicalタグを使用しページの正規化をしましょう。


・ウィルスやマルウェアに感染しているページ
記述どおりですが、ウィルスやマルウェアに感染しているサイトやページのことを指します。サイトに訪れたユーザーに感染の恐れがある場合はGoogleのガイドライン違反となります。大至急改善してください!


以上、代表的なスパム行為について記述しました。
一つでも心当たりがある場合は早急に改善対応してください。

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