パンダアップデート導入後の状況(第一回目)

パンダアップデート導入後の状況(第一回目)

パンダアップデート導入後の状況(第一回目)
[ 目次 ]
  • ■パンダアップデート更新履歴
  • ■パンダアップデート後の流れ
  • ■まとめ

2012年7月18日、日本語圏内でもパンダアップデートが導入され明日で1週間となります。
今回のアップデートで検索結果全体の約4%が影響を受けると言われています。
すでに様々なワードで順位変動が起こっており、不思議な現象も確認しています。

米Googleはパンダアップデート導入後、コンテンツの質を重視し、ユーザーにとって有益なサイトを上位表示させるよう更新を何度も行ってきました。

過去の更新履歴は下記をご参照下さい。

パンダアップデート更新履歴

パンダアップデート 1.0 : 2/24
パンダアップデート 2.0 : 2011/4/11
パンダアップデート 2.1 : 2011/5/10
パンダアップデート 2.2 : 2011/6/16
パンダアップデート 2.3 : 2011/7/22
パンダアップデート 2.4 : 2011/8/12
パンダアップデート 2.5 : 2011/9/27
パンダアップデート 2.5.1 : 2011/10/3
パンダアップデート 2.5.2 : 2011/10/13
パンダアップデート 3.1 : 2011/11/19
パンダアップデート 3.2 : 2012/1/15〜21
パンダアップデート 3.3 : 2012/2/(日程不明)
パンダアップデート 3.4 : 2012/3/(日程不明)
パンダアップデート 3.5 : 2012/4/19
パンダアップデート 3.6 : 2012/4/27
パンダアップデート 3.7 : 2012/6/12
パンダアップデート 3.8 : 2012/6/26

パンダアップデート後の流れ

さてパンダアップデート導入後の不思議な現象についてですが、確実にブラックハットなSEOをしているサイトが上位に上がってきている現象が確認されています。

一例を挙げますと。
隠しリンクから多くの被リンクを受けているサイトです。

こちらは複数のサイトで事例が確認されています。
多くのサテライトサイトから隠しリンクでの被リンクを受けているにもかかわらず、検索結果では1位表示、または上位表示しています。
過去30日間の順位を確認したところ、パンダアップデート導入後から順位を上げてきています。

2012年4月24日に導入されたペンギンアップデートはスパムをフィルタリングするアルゴリズムです。
パンダアップデートは低品質なコンテンツをフィルタリングするアルゴリズムです。

二つのアルゴリズムが導入されたにも関わらず、いまだにブラックハットSEOを行っているサイトが上位表示されてます。
これはアルゴリズムの不正確さが原因なのか、またはアルゴリズムの隙を突いているのか、どちらにしても長く続く対策ではありません。
ユーザーにとってより良い情報を提供できるように、Googleは何度も更新を行っています。

まとめ

Googleのマットカッツ氏は下のように語っています。

「SEOは、ユーザを追いかけろ、アルゴリズムを追うな」
確かにその通りです。

アルゴリズムを追いかけるだけでは常にイタチゴッコのSEOとなってしまいます。
その先のユーザーに視点を変えれば、自ずと必要なSEO施策が見えてくるはずです。

アルゴリズムの隙を突くのではなく、ユーザーにとって何が有益で何を求めているかを最優先で考えましょう。

そして、最低限必要なSEO対策を行うことがお客様のサイトにとって上位表示への近道へとなるはずです。

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